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■妊娠腎、妊娠中毒の防ぎ方■
今回は、妊娠末期、出産の1ヶ月ないし1ヶ月半前になると、
妊娠腎、妊娠中毒症になる方がいますが、この防ぎ方をお知らせします。
現代医学では、
妊娠すると胎盤から多量のステロイド系のホルモンが分泌され、
乳腺、子宮の発育、胎児の環境をよくする動きが活発になります。
また身体には水分が蓄積されて循環するけつえきも増え、血圧も上昇します。
これらの生体環境の変化は、腎臓に大なり小なりの負担をかけることに
なります。
妊娠中は尿量も増えて、妊娠のために多くなった老廃物を尿として体外に
排出しなければならないのですが、
胎盤物質が増えてくると腎臓の毛細血管に収縮がおこり、
尿をつくる能力がおとろえます。
すると体内のにナトリウムの量が笛、余分の水分はむくみの原因になります。
そして、やがて糸球体や尿細管にも病変をおこし、
タンパク尿がみられるようになり、赤血球や白血球も尿中にでるようになります。
これが、妊娠腎といわれるもので、この状態が進行すると、
いわゆる妊娠中毒をおこすことになります。
以上が現代医学による説明です。
現代医学は妊娠によって生じる毒素が腎臓を障害するものとみなしていますが、
しかし、自然界の動物には妊娠腎などありません。
どうしてでしょうか?
それは動物は四つ足で歩き、人間は直立歩行していることと深い関係があります。
たとえば、土の上に一本の柱を立てるのでしたら、それほど基礎は深くなくて
いいし、固めなくても立っていますが、
途中に出梁をつけ重いものをのせたとしますと、基礎を相当堅固にしないと、
その柱はひっくり返ってしまいます。
それと同じように妊娠してだんだんとお腹がせり出してきますと、
今まで通りで立っていたのでは前が重くて前の方に倒れてしまいます。
そこで倒れないようにと後ろに反り返り足で支えようとします。
このように体の重心をとるために足首などに無理な体重が加わり、
そこに炎症をおこすのです。
足の故障が腎臓を悪くすることは、イギリスのツルーエタという方の
「腎臓の血液循環の研究」などでも明らかにされています。
ツルーエタは、1941年のドイツ軍によるロンドン空襲の際、
ロンドン市民は一斉に地下鉄のエントランスめがけて避難しようと殺到しますが、
この時足にケガを負ったものが期せずして全部腎臓が悪くなり、
浮腫をおこしたことを不思議に思い、研究を始めたのでした。
その結果、遂に足の故障をおこせば腎臓が悪くなるという結論に到達したのです。
ツルーエタは、ウサギの足を止血器で挟み、動脈の血液を止めるという
実験も行っていますが、その結果はすべて腎臓に異常がみられたと書いています。
「超健康法」は妊娠腎や妊娠浮腫の原因は、
結局のところ妊娠による体の重心の変化が足の故障をうみだし、
足の故障が腎臓に作用しているとみなしています。
ですから常に毛管運動を行なって足の故障をおこさないようにすれば
妊娠腎になるようなことはありません。
毛管運動の際、お腹が大きくなっているために脚を垂直にするのは難しいですが、
できるだけ伸ばして上げるだけのところで微振動を行うようにします。
「超健康法」基本六則の励行、生水、柿葉茶の飲用、生野菜食などを摂れば
妊娠腎や妊娠中毒症を予防することができますから、
妊婦の方はぜひ試して頂きたいものです。
すでに妊娠腎にかかり、腰より下方および陰部にむくみが現れている場合は、
足の毛管運動の主力をそそぎ、生水、柿葉茶、生野菜食を摂れば、
まもなくむくみも解消します。
また、頭痛や嘔吐がある場合には、これは便秘のためですから、
四つん這いになって這い、充分に生水を飲み、生野菜食を摂って、
スイマグ水を飲用して便の排出につとめます。
もちろん洗腸も有効です。
◇「逆子の矯正と安産法」につづく。
◇「ひどいつわりでも一回でケロリと治る方法」にもどる。
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